ミニ四駆製作記01 XXシャーシ#02
はんでめためたごっちょでごいす(山梨の挨拶)
最近朝も寒くなってきましたね。
寝る時に頭の周りに毛布で堤防を作って頭の周りをぐるりと囲むと暖かくて寝やすいので、寒さを感じている方はぜひともお試しあれ!
それではXXシャーシ編の第2回を始めていきましょう。

前回はフロントバンパーのカットとヤスリ掛けまで終わりました。
今回はATバンパーの土台プレートを作っていこうと思います。

土台に使うパーツはこちらの『FRPリヤブレーキステー』です。
同じ形のカーボンパーツも発売されていますので、好みに合わせて使い分けるのが良いと思います。
今回は加工がしやすいFRPを使っていきます。
今回に限らずFRPやカーボンパーツを加工するときには必ずマスクや保護メガネ等の保護具の着用をしてください。健康を害す恐れがあります。

こちらのパーツは穴あけ作業時に定規として使います。
同じところに穴が開いているパーツならば他の物でも構いません。

この2枚のパーツを赤印の穴でねじ止め固定します。

2枚のパーツをねじ止めしたら黄色印の穴位置に新規で穴を開けます。
穴の大きさは約4ミリの穴を開けます。
穴あけ作業時にはドリルを使うのでケガに注意してください。

私はホームセンターにて1500円くらいで購入した鉄工用ドリルセットを使っています。
1.5ミリ~5ミリまでの穴あけに対応していてとても重宝しています。
今回の穴あけ作業ですが、最初に1.5ミリのドリルで穴を開けます。
その後ドリルを一段階ずつ大きくしていき、最後に4ミリまで穴を広げていきます。

ドリルをセットするラチェットハンドルはTONEのものを以前の仕事をしていた時に購入していたので、それを使っています。
2ミリくらいまでの小さい穴を開ける時にこちらは使っています。

父親が使っていたお古ですが、私がミニ四駆やプラモデルに使う分には性能十分なインパクトです。
3ミリ以上の穴を開ける時ってかなり力がいるので人力だとつらいんですよね。
そんな時にはこいつの出番です。
ガンガン穴あけ出来て最高ですww

何故今回の穴を4ミリまで拡張したかというと、このタミヤの皿ビス加工ビットを貫通させたかったためです。
いつもは皿ビス加工に使っているこちらのビットですが、ATバンパーの土台にちょうどいい大きさの穴を開けてくれます。

というのもこのビット、直径が4.15ミリと4ミリより少しだけ大きくATの土台にはピッタリなんですね。

皿ビスビットを取り付けるのはこちらの電動ハンディドリルです。
タミヤ製の3000円くらいで売っている商品ですが、単3電池2本で動く使い勝手の良い工具です。
チャックの大きさは1~3ミリに対応しています。
wikiによるとこれに同梱されているモーターはジェットダッシュモーター並みのパワーがあるらしいですが・・・
今度取り外して使ってみようかな??

元の穴が4ミリまで拡張されているので力を入れなくても簡単に貫通出来ました。
FRPを加工するときにはガンプラやミリタリーモデルなどの少し大きめの箱の中で作業すると後片付けが楽になります。
写真のような木のブロックなんかがあると、さらに加工がやりやすくなると思います。

穴の周りにバリが出るので5ミリのドリルを使ってバリ取りを行いました。
穴に合わせて力を籠めずに手でくるくると回せばバリ取りが出来ると思います。

仮ですがシャーシに取り付けてみました。
FRPプレートの向きは反対ですが取り付けることが出来ました。

こんな感じで土台プレートを傾けることが出来るようになりました。
ビスやスペーサーに関しても仮設定なので大きさは現段階では気にしていません。

ひっくり返して正しい向きに取り付けなおしました。
このままではオレンジ色のAパーツに当たってしまっているので、今度はそこを加工していきます。

青丸で示した2か所に土台プレートが当たるように加工していこうと思います。
そこに当たることでスラスト抜け対策にならないかなぁ~って思いながら作業しています。

土台プレートの下から2番目の穴をかすめるくらいでカットしました。
カットには大きめのニッパーを使いました。
カットしたときに小さいパーツが飛んでいくのを防ぐために、ニッパーで挟んだ状態で上からタオルやウエスなどをかけて飛散を防止しました。

上から見た感じだと2番目の穴が無くなるくらいの所まで切るとちょうどいい感じになるのですが、仕上げはヤスリで行うのでこの位置でのカットにしました。

仕上げはダイヤモンドヤスリを使います。
FRPが削れればなんでもいいので、簡単に手に入る100均のヤスリがオススメです。
ヤスリ作業時には粉末状のFRPの粉が舞い散るので必ずマスクを着用しましょう。

すこしづつ確認しながら削って、Aパーツとキレイに収まる所にまで加工出来ました。
いなしの挙動がおかしかったらここが上手くはまっていない可能性があるので、その場合はここの部分に少しヤスリをかけてあげるといいかもしれません。

フロントバンパーに使うのはこちらのマルチワイドステーです。
丁度2枚を接着したものがあったのでそれを使うことにしました。
2枚重ねなので強度は十分あると思います。

ワイドステーを置いてみるとこんな感じ。
赤印の穴がワイドステーと土台プレートとの共通穴になるので、ここを使って土台との固定やフロント提灯(搭載未定)置きマスダンパーの設置など考えられますね。
ワイドステーを少し削ったりしていかないとATバンパーとして機能しにくくなるので、次回はワイドステーの加工なんかをやっていこうと思います。
ではでは~
ミニ四駆製作記01 XXシャーシ#01
はんでめためたごっちょでごいす(山梨の挨拶)
初めまして、サキ04製作所のブログへようこそ。
このブログでは私が製作したプラモデルやミニ四駆のことなどを
細々と書いていこうと思っています。
さて、記念すべき第1回目の記事はミニ四駆からスタートしていこうと思います。
正月休みにいじっていたXXシャーシのマシンがありましたのでそちらから~~~

では早速こちらの黄色いXXシャーシをいじっていこうと思います。
オレンジ色とセットで売られていたヤツですね。
オレンジ色の方は前後リジットバンパーのセッティングにしていたのですが、ジャンプ後にリヤバンパーがコースに当たってしまいバンパー付根のネジ穴がポッキリと折れてしまいました。
流石にそうなってしまったらシャーシ交換になりますので、今回の黄色シャーシへの交換と相成りました。
せっかくなのでブログでも始めてみようと思い記事を書いている次第であります。
前回は前後リジットバンパーを使用していたためにシャーシへの負担が大きかったのではないかと考えましたので、今回の黄色シャーシでは前後共に『いなし』の機能を持ったバンパーを取り付けていこうと思います。
代表的なところで言うと『ATバンパー』と言われているものだと思います。
今回はそのATバンパーをフロントに組み込んでいきたいと思います。
では、製作を開始したいと思います

まずはスラスト角度を確認してみましょう。
シャーシを横から見てみるとこんな感じになっています。
かなりいい感じにスラスト角度があるため、今回はこのデフォルトの角度を何とかして活かしていきたいと思います。

まずは『いなし機構』を作るために邪魔になってしまう左右のフロントバンパー部分を切り取っていきます。
マジックで印をしたところ辺りをニッパーで切り取っていきます。

大きめのニッパーがあるとこういう時に便利ですね。
切断面を後でヤスリ掛けして整えるので、線よりも少し離れたところで切っています。

フロントバンパーにあるネジ穴も邪魔になるのでニッパーで頭を切っておきます。
これで下準備は完了です。
次に、ATバンパーの土台を置いていくにあたってフロントバンパーを平らにしていく必要があります。

マジックで塗ったところを基準にして、マジックが無いところを削っていくと良さそうなのでこの範囲を平らに削っていこうと思います。
ですが、目測だけで削っていっても上手く削ることは難しいですし再現性がありません。
何か基準が必要になってくると思います。

いろいろと考えたのですが、ターミナルを止めるための前側Aパーツを止める突起(マジック部)が使えそうです。
こことモーター固定部とが一直線になるように削るといい感じに仕上がると考えました。

何か真っ直ぐなもの(写真だと木の棒)を写真のように置いた時に、先ほどの基準の頭に棒が触れるまで削ればいい感じになりそうです。

フロントバンパーの削り方ですが、写真のように同じ高さの板(写真ではフローリング材の切れ端)と100番の網やすりを使いました。
網やすりは100均で購入したものを使っています。

あとは、フロントバンパーの削る所以外にヤスリが当たらないように気を付けながら削っていきます。
先ほどのように木の棒を使って角度を確認しながら慎重に作業を行いました。

削り作業が終了しました。
基準とモーターカバーがしっかりと当たっています。
削ったところは100番手のヤスリ仕上げ状態なので、番手の細かいヤスリを少しかけておきます。掛けすぎてしまうと角度がズレてしまうので注意しながら作業しました。

ヤスリをかけたところにはバリが出ているので、デザインナイフでバリを取り除いておきます。

バリ取りまで終わったXXシャーシです。
ここまで削るとプラボディを引っかけるための穴を削り切ってしまうので、プラボディの取付が出来なくなります。
今回はポリカボディを使おうと考えているので問題ありません。
キリのいいところまで書けたので今日はここまでにします。
ご覧いただきありがとうございました。
この黄色XXシャーシを走れる形にまでしていきますので気長にお待ちください。
ではでは~